検査室
検査室のご案内
川南病院 検査室では、3名の国家資格を有した臨床検査技師が業務に携わっています。「臨床検査」は大きく二つに分類されます。
第一は「検体検査」と呼ばれ、患者さんの血液や尿、便などの検体を、化学的・形態学的に検査するものです。 第二は「生理検査」と呼ばれ、直接人体からの情報を分析するもので、心電図検査や超音波検査などがあります。
得られた検査の結果は、患者様の診断と治療の有効性、治癒の程度・予後などの判断に役立てています。 私たち臨床検査技師は、精度の高いデーターを迅速に報告できるよう、常に心がけております。 また、2012年1月~電子カルテ導入。導入により検査結果の即時報告、院内での即時閲覧が可能となっています。
検査室からのお知らせ
無料で検査をしてみませんか?
当院では、無料で睡眠時無呼吸症候群を検査する機械を貸し出しています。
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定期的な健診に満足していますか?
検査科では、一般健診と組み合わせて検査できる、健診オプションを準備しています。
オプション検査は、その人のライフスタイルや個性に応じて選択することのできるオーダーメイドの検査です。
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検体検査
生化学検査
生化学自動分析装置を用いて、血清中に含まれるいろいろな酵素や成分を測定し、肝機能、腎機能、糖尿病などの疾患や全身状態を把握することができます。
血液・凝固検査
血液検査は白血球・赤血球・血小板の数や種類、形態を検査し、貧血や炎症の度合いを知ることができます。凝固検査は出血傾向や止血機能を調べます。
一般検査(尿や便検査)
尿検査は尿の性状や細胞の種類を調べることで、腎臓の働きや炎症などを知ることができます。便検査では消化管出血の有無、寄生虫の虫卵の検査等を行っています。
その他の検査
感染症や腫瘍マーカー、甲状腺ホルモンの検査を始め、輸血に必要な血液型・交差適合試験など、様々な検査を行っています。
生理検査
心電図
心臓の動きや不整脈を観察する検査です。24時間連続して心電図を記録するホルタ-心電図検査、運動し負荷をかけて検査する運動負荷心電図検査等があります。
肺機能検査
肺活量や努力性肺活量(フロボリューム曲線)を測定し気管支喘息や肺気腫など肺の病気を検査します。
超音波検査(エコー検査)
超音波検査とは、超音波を体の表面から当て、反射して戻ってきた超音波を画像化したもので、体に無害・無痛の検査です。心臓、腹部臓器、体表、血管などを観察します。
血圧圧脈波検査 (ABI)
血管の硬さや詰まり具合を見る検査です。この検査を行うことにより動脈硬化(血管の老化など)の度合や早期血管障害を検出できます。
その他の検査
視力・聴力検査を始め、眼底カメラ検査・24時間血圧測定の検査など、様々な検査を行っています。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に呼吸が止まり、それによって日常生活に様々な障害を引き起こす疾患を検査します。当院では無料でできる検査があります。
当院技師保有資格
- 公益社団法人日本超音波医学会認定 超音波検査士(循環器)
- 日本同学院認定 緊急検査士
- 医療検定認定 医療環境管理士
- 日本臨床検査技師会認定 救急検査技師